とみたです。

On Thu, 3 Jun 2004 23:28:37 +0900
とみたまさひろ <tommy@xxxxxxxxxx> wrote:

> 昨日の飲み会の席で、話題になった 4.1.2 の文字コードの問題について、
> 手元の環境で試してみました。
> 
> サーバとクライアントの文字コードによって、何やら頑張って変換しようとし
> てくれているみたいです（余計なお世話？）。
> 
> とりあえず、テスト結果です。考察はのちほど…。

ということで、考察です。

・サーバとクライアントで charset が同じ場合は、指定した文字列のバイト
  列がそのまま格納される。

・サーバとクライアントで charset が異なる場合は、コード変換を行なう。

CASE2(mysqld latin1, client ujis)の場合、「あいうえお」→「?????」に変
換されました。latin1 に「あ」に相当する文字がないため、「?」に変換され
たものと思われます。

CASE3(mysqld ujis, client latin1)の場合、「あいうえお」→「8F A2 F0 A1
F1 8F A2 F0 8F A2 F0 8F A2 F0 8F A2 C3 8F A2 F0 A1 AF 8F A2 F0 8F A2
EC」として、サーバに格納されました。

A2 → A1 F1
A4 → 8F A2 F0
A6 → 8F A2 C3
A8 → A1 AF
AA → 8F A2 EC

…のように変換されています。元のコードを latin1 の文字とみなして、その
文字に対応した日本語EUCの文字に変換されているようです。
# 例: latin1 の A2 は半角の「¢」。日本語EUCで「¢」は A1 F1

これは iconv -flatin1 -teuc-jp の結果と同じです。

さて、この変換機能は便利なのでしょうか。それとも、余計なお世話的で不便
なのでしょうか。

-- 
とみたまさひろ <tommy@xxxxxxxxxx>
日本MySQLユーザ会 http://www.mysql.gr.jp