島田です。
先日のデブサミの時に誰かが持ってきた本にライセンスが書いて
あったのを思い出して本屋で読み返してみました。
ここにありました。ライセンスはモノ。CMLは単独で販売でき
ないが何かを付加すれば販売できるみたいな記述でした。
とても不思議な説明で何かcml.txtやgpl.txtをコンパイル
するとMySQLになるのかなと思いました。具体的な書名は著者の
名誉もありますので省略しますが最近出たMySQL 4の本です。
著者は多分デュアルライセンスと良くある同じ名前でもエディション
名を変えて出しているデュアルプロダクトを混乱しているのでは
ないかと感じました。MySQLにはCommunity EditionとかCommercial
Editionとか別種のライセンスも違うものは出てないと思います。
同じプロダクトに２種類のライセンスを用意して選択適用させている
はずです。ただし、CMLを選択した場合にはいろいろな使用条件に
制限があります。これに反する行為はライセンス違反でMySQL AB
または代理権のある人は訴えることができるはずです。また、第３者
のライセンス販売はパッケージ化もされてないので、ライセンスの
改竄などの危険もありオーソライズされてない人や会社からの入手
は信憑性に疑いがあります。従ってこれを禁止してないなら少し
危険性を感じました。
Licensor->Licensee->Transfereeに関してはものの流れで使用制限
の及ぶ範囲を示してます。Licenceでの制限の権限の大きさで示したら
こんな風になるのでは？
Licensor>Licensee>Transferee
Transfereeはその先への権限は無いので権限の大きさは0ですね。
では。