島田です。
これなら分かりますね。やっとすれ違いが無くなりました。

On Sun, 08 Feb 2004 11:41:55 +0900
Sumito_Oda <oda@xxxxxxxxxx> wrote:

> 織田です。
> 
> >CMLで組み込んだ製品をバイナリで販売したらどうなるのでしょうか？
> >これにもCMLを付けてMySQL ABでも代理店でも無い開発者が勝手にCML
> >を販売できるのでしょうか？法律上も変な感じを受けますが。
> 
> 「CMLを販売」ではなくて「CMLの付いたMySQLソフトウェア」を販売です。
> CMLは指摘どおり、MySQL ABか代理店(ソフトエイジェンシーか
> ゼンドが日本のリセラー)以外からは買えません。それと組み込み製品を
> 買った人がライセンスの許可者を受けた人となるわけではありません。
> ライセンス許可を受けた人から、その一部の権利の譲渡を受けた人です。
>
これも変ではないでしょうか？CMLの権利は一部だけ切り離して譲渡して
良いという規定があるのでしょうか？ではなくて製品に組み込まれた制限
付きMySQLも含めて、CMLに即した販売者ライセンスを与えるのではないで
しょうか？

> EULAでいうと、
> ・MySQL ABが"Licensor"
> ・開発者(組み込み製品販売者)が"Licensee"
> ・購入者が"Transferee"

Transfereeは権利者ではないので単なる名称ですよね。

> "Licensee"の移転は出来ませんが、受託開発のような場合は
> 開発者はあくまでも手続きの代理人で、購入者が"Licensee"
> という場合もありえると思います。
> 
> EULAは開発用ソース(BitKeeperのリポジトリ)にはあるようです。
> 直接ポインタを示して良いのか判りませんので、
> http://www.mysql.com/doc/en/Installing_source_tree.html
> から、mysql-4.1のDocsの下を探してみてください。
> というか、契約前に見る必要があるのでMySQL ABに
> 問い合わせれば正式なものが直ぐに入手出来る筈です。
> 代理店には日本語参考訳がありそうな気もします。

ですね。EULAは付属物でソースではないですね。従ってCMLをコンパイル
してもモノはできません。以前にとみたさんも書かれましたがMySQLの
ライセンスはモノだからの話しがどこから来たのか私なりに考えてみました。
多分、織田さんが書かれた通りのダウンロードサイトの入り口の違いかな
と思います。これはMySQLと同時にCMLを購入する人は別にしないと管理が
できないのが理由でしょう。CMLダウンロードで落としても織田さんが書いた
通りにGPLの付いたMySQLですね。「GPLで使わない場合は外してね。」は
まさにそれでしょう。だから二者択一ではなくてデュアルライセンスに
なっていてCML購入者が適用して初めてCML用MySQLの権利義務が発生する
と考えられます。
私も勉強したしなかなか有益な１週間だったと思います。もし、MySQL普及
にライセンスが難しいということがあるならいろいろなイベントなどの機会
にユーザー会の見解をまとめて行くのも良いかと思いました。メーカーや
代理店任せより独立のユーザー会も意見を言って行った方が健全ではないで
しょうか。