内藤です。

どうもわからなかったのですが、次のようなことだと推測するに
いたりました。
（１）まずMySQLのSQLレベルで現地語化（特殊化）することが正しくない
　　　これが出発点になっている
（２）多言語のサポートというのは、エンコードだけであり、ソフトウエ
　　　アの内容に関する表現は、英語で十分である
（３）上流レベルの言語表現は、SQLの表現と相容れない
（４）もし、処理内容の意味表現などを日本語で編集しながらそのまま
　　　プログラムを生成したければ、自分でツールを開発しなさい
ということだと思います。
私は、これが現在のソフトウエア環境を示しているとすると、なんとも
進歩が遅れていることを痛感いたします。
まず（１）をシステムの基幹部分だからという理由でどの方も共通な意識
のようですが、MySQLは基幹部分ではありません。なぜならば、OSの一部
を構成しているわけではないからです。れっきとしたアプリケーションです。
この感覚の差は大きいでしょうね。MySQLの特徴である機動性などから勘違い
しているのだと思いますが、多言語化をしたって、速度はそんなに変わりま
せん。Linuxのコンソールから日本語を使うのが面倒とか言っていますが、
konなどはそのために作られたのではないのでしょうか？nkfを組み合わせ
れば、漢字コードなど変換は自在ですし、それを知らないってのはだめです。
漢字変換をON/OFFするのが面倒なのは、フロントエンドが使いにくいので
あって、そのようなニーズを満足するフロントエンドが出てこないのが
おかしいです。すなわち、ニーズを発信していなかったり、それを受け止
めるところがないのかもしれません。

多言語＝エンコードと言う（２）の内容は、もう30年も変わっていません。
何も新しいことではありません。それを声高に言うことに、後ろめたさを
感じないのを疑問に思います。日本のソフトウエアのレベルが向上しない
のは、このような現状維持的なところばかりで終始しているからだと思い
ますし、上流レベルを含めた内容をアジャイルに書き下すこともできませ
ん。SQLというのは、データの動きばかりに目をとらわれてしまうと、単な
る処理工程でしかありませんが、実際の利用目的とか新たな方法の試行錯誤
ができると言う意味で、きわめてレベルが高いものと位置づけることもでき
るはずです。

kosugi wrote:
> 小杉です
> 
> 
> 
>>すみません、教えていただいたgoogleの検索結果から得られるもの
> 
> に
> 
>>多言語化を意味レベルでサポートするような記述はありません。
> 
> 
> 
> 多言語化をサポートする開発環境であり、MySQLとの親和性のあるもの
> を並べました。
> その先の開発に何を用いるかは個々のプロジェクトの自由選択であっ
> て、どうしても市販のツールに頼りたいのであれば、websphereの翻訳
> サーバでもお使いになったらどうでしょうか？
> 
> 私が行っているのは、そのような言語仕様をMySQLに求めることは意味
> がないので、別のMLに投げてほしいということです。
> 
> 
> 
> 
> 
> 
> 
> 
> 


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 Yusuke Naito 内藤祐介
 Artificial Life Laboratory, Inc. （株）人工生命研究所
 E-mail:naito@xxxxxxxxxx URL:www.alife-lab.co.jp