こんにちは、広津です。

＞MySQL5からのtwo phase commit はこのような複数マシンをまたがったような
＞トランザクションにも対応できるのでしょうか？

レスが付き難いようですので、少しだけ、（汗）
結論から申しますと、できるともできないとも言えます。
要は、そのシステムでのプライオリティの問題ではないかと。

MySQLで２相トランザクションを用いたシステムの経験はありませんので、一般的な話ですが、
もともと、トランザクションモデルは、データの一貫性と同時処理性がトレードオフの関係にあります。
ことに、２相トランザクションは、ローカルトランザクションのように単純ではないため、デッドロックの
可能性がはるかに高く、うまく行かなかった場合の処理に大変な労力を必要とします。

Oracle に実装されている２相トランザクションでは、どのノードからコミットするかの設定や、
インダウト時の情報参照など、いくつか便利な機能がありますが、それでも、手動でのコミット・ロールバック
の余地があることには変わりなく、データベースで２相トランザクションを採用する場合には、
トランザクションのACID特性を保証するためにその仕組みと限界について、また、障害発生時の
シナリオについての深い知識と理解が不可欠です。

最近、私が気になってますのは、こちら。（って人様のブログへ勝手にリンクですが、（＾＾；）

http://blogs.msdn.com/masayh/archive/2007/07/24/4024019.aspx