YuGo さま、

toge@KEK です。応答多謝です。

> これは、MySQL50のプロセスを元のMySQL41データディレクトリを指定して起動し
> たけど、データベースにアクセスする段階で失敗するということですか。
> /etc/mysq50.cnfのdatadirがもとのdataディレクトリを指しているとして、
> #mysqld --default-file=/etc/mysql50.cnf &
> ここまではok?

その通りです。

> では、古いデータをmysqldumpして、新しいデータディレクトリを作って
> mysql_install_dbした後、インポートすればよいのではないでしょうか。

すいません、これでうまく行くんでしょうか。

問題になっているのは、接続認証のおおもとに関わっている mysql.user の構
造が改訂されたところではないか、というわけです。

mysqld 4.1 のときに単に mysqldump した mysql.user は、当然ですけど 4.1
の構造のままですから、5.0 で そのまま import しても問題解決にならないの
ではないでしょうか。mysql.user 4.1 --> 5.0 移行させるには、4.1 の
mysql.user を5.0 むけに拡張した構造の mysql.user に変換するステップがどっ
かで必要か、と。

mysql.user の dump ファイルを手で編集して 5.0 向けに直してから先に進め、
というならそれはそれで「有り」です。

また、[mysql 13783] で書きましたように、mysqld 5.0 を
--skip-grant-table の状態で起動して、まず直す、というのも「有り」か、と
は思います。

- Nobu Toge (KEK, Accelerator Lab)
  email: toge at lcdev.kek.jp