片寄です。

土木関係者です。確かにUTMや平面直角座標系をよく利用しています。
実際の構造物まで表現するときは平面直角座標系です。でもこれらに
は基準点が必要です。原点座標(0,0)をどこにするかが必要です。

個人的には、表示が目的なら10進表現の経緯度でもいいのかなと思います。
グローバルで単純な表現方法ですから。
面積や距離計測などが目的では平面直角座標でしょう。

取り扱う情報や精度によって、表現しやすい座標系が違います。
ひとつの座標系で全てを取り扱うことの難しさがあります。

変換を厭わないという態度にするのが一番いいです。
GISの標準になりつつあるGML3.0（GH-XML3.0）でもそういう態度と
思われます。座標として＜＜座標系＞＞＋＜＜X,Y座標値＞＞を持つ。


Tatematsu wrote:
> 立松です．
> 
> ｜MySQLのいわゆる空間拡張はまだ不十分で、このへんは使いにくいところです
> ｜ね。でも将来は、もっと関数等も充実するのではないですか。
> そうですね．
> PostGISに比べるとOpenGIS()に基づいた関数がまだまだ不十分ですね．PostGIS
> は，フィールドごとに任意の座標系を使えるのも便利そうですね．
> 
> 
> ｜それに距離や面積などはGoogleAPIの方でも計算できます。
> ｜そんなわけで、緯度経度がよいと思います。
> distanceFromメソッドとかででますもんね．
> 変換が必要になる場合に備えて，相互変換ができるクラスも作ってみて，今のと
> ころGoogleMapsのAPIの出す計算結果の1000分の1メートルまで同じで問題なさそ
> うなので，緯度経度でいこうかと思います．
> 
> でも，Google Mapsは関係なくて，土木関係の人は，UTMとか日本測地系(?)の方
> が便利そうですね．
>