Arjen Lentzによる、Joo Prado Maiaへのインタビュー

Joo Prado MaiaはMySQL ABの内部ITのシニアソフトエンジニアです。
数年前に運良くEventumのプロジェクトに従事していた
彼をつかまえることができました。今日は
もっとEventumの話を聞きましょう。

Q: どうやってMySQL ABに入社したか教えてください。

長い話になりますが、Eventum は私が開発してライセンスを
販売しようとしていたコマーシャルの製品です。ちょうど
その頃、MySQL ABのサポート部門が問題トラックの
ツールを代えようとしていました。

Jim Winstead はこの領域のオープンソースも含めて
ツールを調べていて、MySQLで仕事をしないかと言われました。
この話は数ヶ月掛かりました。最後にはMySQL AB が Eventum
のコピーライトを買って、私をフルタイムでそのメンテ
に雇いました。MySQL ABで仕事をするのはなかなか面白い
チャレンジです。

そのときにEventumのソースコードをコミュニティに
GPLのオープンソースとして開放することも決まりました。
そうした後、今は誰でも使用できるようになり、毎月
人気が上がっています。

Q: 最近は他のプロジェクトで大変忙しいようですが、最近は
誰と仕事をして現在何をしていますか。

主に Eventumの仕事をしています、これはサポート
の部門で使えわれてお金を払ったお客さんからの
サポートチケットを処理します。 Eventum は内部
の幾つかの部門でタスクやリクエストの処理に
も使用されています。

最近MySQL Networkのウエブインターフェースを開発
する任を受けました。MySQL Networkはサブスクリプション
サービスで、テクニカル・サポート、知識ベース、
アップデート・アドバイザー、と技術アラートアドバイザーに
アクセスできます。アラートは特有のセットアップ
に関するニュースがある時に流されます。例えば今使って
いる製品に関する新しいプレスリリースとか、セキュリティ
やバグ情報が流れたときです。

私の相棒はBryan AlsdorfでEventum とMySQL Networkに
フルタイムで働いています。現在はMySQL Networkの
改善とEventumへの変更をやっています。

Q： 今までにやった仕事で一番なにを誇りに思いますか。
大体は分かりますがもっと詳しく教えてください。

2003年2004年とに問題トラックシステムを改善したことです。
たくさんの変更は速く加えました。現在はかなり
安定しています。これでサポートチケットを
問題なく処理できます。

Q: Eventumについて教えてください。コンファレンスかユーザグループの
集まりで講演するたびに、たくさんの人がいかにEventumが素晴らしい
か言ってくれます。たくさんファンがいますよ。もちろん、この
ツールは我々のサポートのグループの解ですが外でも人気
があります。どういう方向に進むんですか。

Eventum は問題トラックシステムでMySQL　ABでは
お客さんをサポートにするのにサポート部門が使用しています。
この素晴らしいグループと一緒に仕事をすることで、クールなのは
彼らはイノベーションを恐れないことです。約2年
間ここで働いていますが、エキサイティングな
機能がたくさん盛り込まれました。それはGPL ライセンス
で開放されています。
Eventum (ダウンロード: http://www.mysql.com/eventum/):

インテグレーションAPIもあるので、自前のCRMツール
に結合できます。例えばSugarCRM や Salesforce.comなど。
Eventumのゴールの１つは問題トラックのシステムである
ことを忘れないことです。ですからビルトインのデータベース
を加えず、実際のお客さんのカスタムのデータベース
に Eventumを接続できるPHPのスクリプトを書くこと
ができるAPIを作りました。

かなり柔軟なワークフローのAPIも開発して、何かある
特別なイベントが起こったら呼ばれるカスタムのPHPコード
を書けるようにしました。例えば問題チケットがアップデート
したときとか。自動的にデータベースの幾つかのフィールドを
セットして、予めきめられていたメールのアドレスに
アラーオを送ったりします。

リマインダー・システムはある特定のシナリオが発見されると
アラートを発する柔軟なフレームワークを提供します。
例えば、チケットへの対応が遅すぎたり、バグ修正
の状況をチェックしようとしたときにアラートを受け取ります。
殆ど全てのタイムゾーンで仕事をしていますので、サポート
チケットを処理する際はリマインダーを使ってIRCにアラート
がかかるようにセットしています。この方法を使えば
リアルタイムで仕事のアラートを送ることができます。

もう１つの興味深い機能はEventumをPOP3/IMAPと連結させる
ことです。それを使って特別のメールアドレスに送られた
メールを受け取るのに使います。 メールをラウトできる
インターフェイスもあり、ticket+<number>@xxxxxxxxxxに
送られたメールを適当なチケット番号に関連つけたり
その特定のチケットに関係のあるスタッフ全員にブロードキャスト
することもできます。この機能があれば1箇所に全て
の情報を格納したチケットを置いておき、簡単に
アクセスができます。

その他に非常に興味深い機能です。

Eventum Wikiを始めようとしています。これはコミュニティに
オープンにされます。良いチュートリアルを用意して
自動のスクリーンで Eventumの動作を示そうと思います。
Eventumは結構複雑で一杯機能があるので、デモが一番分かり
易いです。

Q: もう入社して2年経つわけですが、もう少し自分のことと、
オフィースの環境と世界中に展開しているMySQL　ABの
ような会社で働く際の一番大きな挑戦について
語ってください。

今27歳で結婚しています。アメリカ・テキサス州のWoodlands に
住みそこが仕事場です。家で仕事をします。コンピュータ
を置いた別の部屋がオフィースです。

バーチャル・カンパニーというのは好きですね。一番好きなのは
自由に働く時間を選べるということです。その上能率があがる
ということです。問題はバーチャル・カンパニーでは1人
で働きますからあまり人間との触れ合いがないことです。
一番のチャレンジは顔を付き合わせた議論が出来ないことですが、
VoIPの電話でそれを解決しています。

Q:　今やっていることと、学歴は関係ありますか。

化学エンジニアの専門でスタートしましたが、最後まで
やりませんでした。直ぐに本当にしたいのはプログラミング
だと思いました。

Q: Eventumに関連してかなり長い間MySQLを使ってきましたね。でも
最初の頃を覚えていますか。

版の番号は覚えていませんが、1998年からですからかなり
最近のものです。

Q:　読者の皆さん、問題トラックシステムに興味があるのなら、
ここを覗いてみてください。
http://www.mysql.com/eventum/.

MySQL Networkの詳細は http://www.mysql.com/network/.

MySQL ABでの求人情報に関しては　http://www.mysql.com/company/jobs/.

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