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mysql:11249

From: "zen kishimoto" <"zen kishimoto" <zen@xxxxxxxxxx>>
Date: Thu, 24 Mar 2005 14:59:17 -0800
Subject: [mysql 11249] MySQL 5.0の新機能: Stored Procedure

http://dev.mysql.com/tech-resources/articles/mysql-storedprocedures.html

MySQL 5.0の新機能: Stored Procedure
Peter Gulutzan著
初めに

この67ページのガイドは第五版での新機能を紹介
します。(注:但しこの翻訳はその一部です。)
新機能は簡単に言うとstored procedure, trigger,
 viewsとinformation_schemaです。詳細には MySQL 5.0
新機能シリーズです。これはそのシリーズの最初です。

私の意図はこのシリーズの記事がコンピュータを使いながら
サンプルをテストできるハンズオンに役立てばと思っています。
このため少しづつ始めて、最後には有益で初めには
かなり難しいと思われているレベルまで引き上げたい
と思っています。

定義と例

stored procedureは(データベース内に)格納されている
(普通のコンピュータ言語に存在するサブルーティーンの
ような)プロシージャです。正しく言えば、MySQL
は「ルーティン」をサポートします。2種類の
ルーティンがあります。呼び出すstored procedureと
MySQLの既存の関数のpi()の様に値を返還する関数です。
「ルーティン」というよりも「stored procedure」と
いう言葉を多く使います。というのは過去にそういうふう
に使ったからで、皆その言葉に慣れているからです。

stored procedureには名前、パラメータのリストと
SQLのステートメントがあります。SQLステートメント
は更にもっと他のSQLステートメントを含むことがあります。
ローカル変数、エラー対応、ループのコントロール
とIF条件に対して新しいシンタクスが規定されています。
stored procedureを生成するステートメントの例です。

CREATE PROCEDURE procedure1                /* 名前 */
(IN parameter1 INTEGER)                    /* パラメータメーター */
BEGIN                                      /* ブロックの初め */
  DECLARE variable1 CHAR(10);                /* 変数 */
  IF parameter1 = 17 THEN                    /* IFの初め */
    SET variable1 = 'birds';                   /* アサイン */
  ELSE
    SET variable1 = 'beasts';                  /* アサイン */
  END IF;                                   /* IFの終わり */
  INSERT INTO table1 VALUES (variable1);    /* ステートメント */
END                                       /* ブロックの終わり */

stored procedureで出来ることを詳細に
説明しましょう。もう1つのデータベースの
オブジェクトであるtriggerを紹介します。trigger
とstored procedureは密接に関係があるからです。

Stored Procedureを使用する理由

Stored procedureはMySQLに取っては新しい機能です。ですから
注意して取り扱ってください。今までの実績がありませんから。
つまり、多くのユーザが既に使ってきたわけではありませんから。
とはいえ、現状(アプリケーション・ホスト・プログラム
UDFスクリプト)から新しいstored procedureを使うように
しましょう。 procedureを使う理由はあります。

Stored procedureは既に認められた技術です。確かにMySQLに
取っては新しいことですが、同じような機能は他のDBMS
にあります。大抵の場合はシンタクスも殆ど同じです。
ですから、概念を借りたり既に既知の人から
聞いたり雇ったりできます。サードパーティの
ドキュメント(本やウエブ)があります。

Stored procedureは速いです。MySQLでもそうかは
まだ言えません。またそれぞれの人の環境は違いますから。
言えることはMySQLサーバーは prepared statementのように
キャッシュを利用します。コンパイルは必要ではありません
ので、SQL stored procedure はCで書かれたプロシージャ
の様に速くは実行されません。スピードが速くなるのは
ネットワークのトラフィックを削減できるからです。
チェック、ループ、複数ステートメントの繰り返し
でユーザとインターアクションがない場合、サーバー
に格納されているプロシージャを実行するのが
良いです。これだとクライアントとサーバの間で
何回もメッセージが交換されるのを防ぎます。

Stored procedureはコンポーネントです。ホストと
言語を変えても、問題ありません。ロジックはデータベース
内にありアプリにあるわけではありません。

SQLでstored procedureを書くとStored proceduresはポータブルです。
MySQLが実行できる全ての環境で、ランタイムのパッケージ
をインストールすることもなく、OSでプログラムの
パーミションを変更する必要もなければコンピュータの
タイプが違っても違うパッケージを用意する必要なく
実行できます。これがJavaやCやPHPと違って
SQL書くことの利点です。もちろん、場合に
よってはこういった言語で書く必要もあります。
しかし、こういった言語はSQLで書く場合の
利点はありません。

Stored procedureは格納されいます。ですから、名前の
付け方をちゃんとしてプロシージャーを書いたら、
例えば銀行のトランザクションにchequing_withdrawalと
書いたら同様のことをしたい人はあなたのプロシージャを
簡単に見つけることができるでしょう。これはデータベース内
で「ソースコード」として見ることができます。プログラミング
の理論のクラスで聞いたように、データを処理するプロセスと
データをリンクさせることは良いことです。

Stored procedureは他でも使用可能です。MySQLはかなり良く SQL:2003
スタンダードに従います。他(DB2, Mimer)のもスタンダードに従います。
その他(Oracle, SQL Server)はあまり従っていません。しかし、
他のDBMS用に用意されたコードをMySQL用に使用する際の
ヒントやツールを示します。

全体の記事は大変長いので、PDF形式で提供することにしました。ダウンロードする
にはここをクリックしてください。登録はいりません。
http://dev.mysql.com/tech-resources/articles/mysql-storedprocedures.pdf
(注:PDFは翻訳されていません。)
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