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CEOは次のMySQLデータベースの版は2Qにリリースだと宣言

Barbara Darrow, CRN著
 2. 16, 2005

CEO のMarten Mickosによれば第5版はQ2に予定どおり出荷
の予定です。

この版のMySQLデータベースは1年間アルファ・テストを続けて
来ました。この版には, stored procedure、trigger
viewなどの大企業が求めていた全ての機能が盛り込まれています。
MySQLの両ファウンダーであるDavid Axmark と Michael "Monty"
Wideniusは昨年のユーザコンファレンスで 新しいリリース
の紹介をその内容も含めて紹介しました。今年4月の
会合でも同じことを繰り返すでしょう。

PostgreSQLと同様MySQLはオープンソース・データベースのコミュニティでは
人気があります。こういったコミュニティの人々は
Oracleや IBM DB2の市場を浸食するのではないかと言います。

カリフォルニア州Palo AltoのOlliance Groupのコーファウンダー
のChris MarescaはPostgreSQLはプロプリエタリの商業データベース
の様に複雑なデータベースの機能を必要とする人々から
支持されていると述べています。彼は「複雑なトランズアクションのコントロール
やテーブル・レベルで依存性、triggerなどです。こう言った
機能はやPostgresにはあるが、MySQLには在りません。」と語っった。

ボストンのLinuxWorld でのインタビューで MickosはMySQLから
PostgreSQLに移行する動きを認めましたが、気にしていないとの
ことです。 Mickosは「PostgreSQLは単にOracleの代わりに
なろうとしているだけです。私達は違います。新しい市場
を開拓しているのです。私達がエンタプライズを対象市場
に据えるという時は大企業の新しいニーズを狙っているのです。
」と語りました。そうした新しい分野としてデータウエアハウス、
ダイナミックコンテンツ、intranetやextranetを上げました。

今週の初めMySQLはエンタープライズのカスタマ獲得
のためにサブスクリプション・ベース のサポートを
発表しました。

Mickosは2年前にMySQLがSAPより譲り受けたMaxDBの方が
PostgreSQLに対する直接の競合製品であると語り、SAP関係
の市場では強力であると語っています。

PostgreSQLをサポートするPervasive Softwareは火曜に
Pervasiveの版のPostgreSQL8版がPervasiveのウエブ
サイトからダウンロードできると発表しました。

PostgreSQLは通常BSDライセンスで配布されます。そのため自分の
製品に組み込んで提供したい開発者には人気があります。オレゴン州
のPortlandにあるPlanet ArgonのオーナーのRobby Russellは
「誰でもどの会社でもインストールして、自分のソフトに
組み込んで自由に配布できて、一銭もかかりません。
プログラマーとしてはPostgreSQLの方が良いです。なぜなら、
私のカスタマーは私のした仕事を組みこんで完全なパッケージと
してまた販売する際に自由があるからです。MySQLの場合はそうする
ためにはライセンスが必要となります。」と語った。

MySQLを使用すると製品に組み込むデータベースをバンドルする
とコマーシャル・ライセンスを取得しなければなりません。

プロプリエタリのデータベースの側では完全な機能付きの
高価なデータベースがまだ強いです。シカゴ・ベース
のOracle のパートナーのRe-Quesの社長のRon Zaparは
「プロプリエタリのデータベースを取り替える時だけ
MySQL が出てきます。」と語った。

そいった姿勢はデータベースの市場にとってこの非常におもしろい
時期にそぐわないです。 Microsoftは今年の夏に予定されて
いるSQL ServerのYukonリリースに苦労しています。業界の
オブザーバーはどうもこの時期は守られそうもないと
見ています。ベーター３は来月リリースされます。それには
Microsoftが最近買収したActiveViews社からのアドホック・クエリ
技術が含まれる予定です。

またもう一方ではリセラーは OracleとIBM は最終的には
データベースのライセンスのポリシーを次世代のIntel のmulticore
マイクロプロセッサに適用するために変更を追加する必要があると
言います。Microsoft はmulticore CPU上で追加料金なしでSQL
Serverを含むソフトを販売すると宣言しています。現在まで
のOracleとIBM のライセンス方式だとそのようなチップ上での
使用には追加料金が必要です。

あるデータベース・ソリューション・プロバイダーは匿名
でOracleとIBMはMicrosoftの方式を採用しなければ
ならないだろうと語りました。「Oracle は絶対に
そうしなければならないでしょう。しかし、それまで
に今の形式で出来る間は収入を獲得するでしょう。」と語りました。

OracleはデーターベースをLinux上で展開することを
薦めています。ＴＣＯの削減が図れるからです。しかし、Oracle 10G
のエンタープライズ版はCPUあたり$40,000します。その上
クラスターを組む場合はCPUあたり$20,000 の加算となります。
そのうちにカスタマーは数千ドルのサーバーの上のソフトに
何故そんなに高価なソフトを購入しなければならないのかと
思い始めますと数社のソリュウション・プロバイダーが言います。

Mickos はmulticore の問題はMySQLに影響を与えないといいます。コマーシャル
版の MySQLへの課金はサーバー毎でCPUごとではないと回答しました。


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