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mysql:10762

From: "zen kishimoto" <"zen kishimoto" <zen@xxxxxxxxxx>>
Date: Sun, 9 Jan 2005 09:57:15 -0800
Subject: [mysql 10762] Oleksandr "Sanja" Byelkinとのインタビュー



http://dev.mysql.com/tech-resources/interviews/sanja.html

Oleksandr "Sanja" Byelkinとのインタビュー

インタビューはArjen Lentz (MySQLコミュニティ・リレーション
マネージャー)による。

MySQL ABのソフトの陰には当然人々がいます。開発者とその同僚
がソフトを開発して提供しているわけです。新しい機能
バグ修理、サポートなどなどです。ひょっとしたらすでに
その内の何人かとはお会いになったかもしれませんね。ユーザ
コンファレンスとかそれ以外で。コミュニティ・リレーション
マネージャーとして、最近マルタ島で全ての開発者と
内部の会議で会う機会がありました。それでこの機会をとらえてインタビューを
始めました。このインタービュー・シリーズではそのうちの
何人かを紹介したいと思います。

最初のインタビュにはOleksandr (Sanja) Byelkinを選びました。
彼はここ数年のうちにMySQLの最もクリティカルな機能の幾つかの
開発に重要な役割を果たしました。

(ここから、QはArjenの質問でAはSanjaの答え)

Q: インタビューの時間をとってくれて有難う。自己紹介を兼ねて
MySQLでどんな仕事をしているのか話してくれませんか。

A: 仕事のタイトルは「Software Engineer」 (つまりプログラマー
ですね、基本的には。)クエリ・キャッシュ、サブクエリをプログラム
しています。最近はビューが主な仕事です。

Q: ということは大抵のユーザはあなたがプログラムした機能のうち
最低1つくらいは使ったことがあるわけですね。そのうちで一番
自慢できるものはなんですか。

A: ビューだと思います。でも一番困難であったのはサブクエリでした。
サブクエリの仕事を始めた最初の数週間は「素手で山をぶち抜くんだ。」
という興奮を忘れられません。

Q: 問題なければ何歳か教えてもらえませんか。もっとバックグランドに
ついても述べてください。

A: 1972生まれです。ええっと。何歳になりますかね。
勘定するのが難しくて。。。。Donetsk State 大学を
卒業しています。(その当時は全ての大学は全部国立でした。)
専攻は数学でした。昔のソ連のプログラマーのバックグランド
は大体 数学です。今住んでいるところはウクライナの東側
のLuganskという都市です。ここからロシア国境までは20-30km
程度、自転車で簡単に行けます。家で仕事をしています。
夜家人が全部寝静まってから仕事をするのが好きです。

Q: これまで3年間MySQL ABで仕事をしている訳ですが、MySQL
のようなバーチャル(分散した)会社で働くのはどうですか。

A: このセットアップは良いですね。プログラマーにとって
は理想的です。休みたい時に休めるし、必要なら一日
14時間でも働けるし。

Q: あなたは単なるギークではないと思いますが、仕事以外
にはなにをしていますか。

A: 当然家族と子供です。4人家族ですが自転車が4台あります。
近くの公園なんかに全員で自転車で行くのが好きです。この公園
は川があって小さな森みたいです。私はもっと力があるので、
友人とだけで遠出することもあります。他の趣味は写真です。残念ながら
内の家族は必ずしもこの趣味が好きではありません。特に
家族の写真をとるときです。でも撮れた写真は大好きなようです。
今本当のカメラ(DSLR)を買うために節約しています。

Q: 多くの人はどうやってMySQLに雇われるのだろうと思っています。
自分の経験からいってこの会社に入る気まぐれな(でも本当ですが)
やり方があると思います。貴方の場合はどうですか。どうしてMySQL
に入社しようと思ったのですか。

A: 本当に幸運だっただけだと思います。
Stroganov 兄弟(AlexeyとAndrew, どちらも開発者)をFidoNet
の頃から知っています。その後MySQLを使って一緒にここの
ISPのための仕事をしました。この兄弟はAnna [Montyの奥さん] を知って
いました。その当時彼女はMySQLのリクルートをしていました。
私はしばらくMySQLを使っておりDBMSとして非常上に良い印象を
得ており、また会社としてもその仕事のやり方に感銘を受けていました。
まだ覚えていますが、バグレポートを提出したら次の
日に修理されてきました。全く信じられないことでした。

Q: 私はコミュニティ・パーソンです。それでMySQLのコミュニティと
のかかわりを聞きたいのですが。

A: 私は特に書くのがうまくもないし、話すのも下手です。それで
特定の質問に答えたり、同僚や友達とMySQLについて話すのがすきです。
前の同僚や友達に会うと問題があれば指摘してくれます。そうでなければ
MySQLのニュースを聞いてきます。私は昔銀行に勤めていたので昔の同僚
は多くは銀行に勤めています。非常に保守的な組織なので(少なくとも
ウクライナでは)銀行のプログラマーはコンファレンスやフォーラムに
参加することはありません。

Q: ところで、次に開発者かどうかに関わらず誰にインタビューしたら
良いと思いますか。

A: Konstantin Osipov は開発者のインタビューとしては面白いでしょう。
サポートならSinisa Milevojevic おじさん。

Q: 時間をとってくれた有難う。最後の質問ですが、仕事場以外でのあなた
の写真をくれませんか。

A: 難しいですね。何時もカメラは私が持っていますので。

注:でも写真を見つけてくれました。彼の写真は
http://dev.mysql.com/tech-resources/interviews/sanja.html
にあります。
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