[前][次][番号順一覧][スレッド一覧]

mysql:10614

From: "zen kishimoto" <"zen kishimoto" <zen@xxxxxxxxxx>>
Date: Fri, 3 Dec 2004 16:56:00 -0800
Subject: [mysql 10614] MySQL 5.0.2-アルファのリリース

http://lists.mysql.com/announce/242

MySQL 5.0.2-アルファがリリースされました。ソースとバイナリは以下
とミラーサイトからダウンロードできます。
http://dev.mysql.com/downloads/

全てのミラーサイトがアップデートされているとは限りません。
この版がない場合は後でチェックするか、他のミラーサイトを
お試しください。

これはアルファの開発ツリーのスナップショットです。新しい機能や
バグ修理を含みます。

    注: これはアルファリリースです。このビルドはテスト集の大部分を
  パスし、5.0.1版でレポートされた大部分のバグを修理しました。
    しかしながら、これは「MySQLの標準リリース」ではありません。
    まだ修理が出来ていない報告されたバグ(http://bugs.mysql.com/) は
  まだあります。ビルドプロセスに問題があるプラットフォームがまだ
  多数あります。

    現在このバグの修理をしております。バグが修理された時にまた新しい
  リリースを行います。 このスナップショットは5.0の機能をテストし、
  評価するのにお使いください。

それぞれの修理されていないバグや修理されたバグのの詳細は 
http://bugs.mysql.com/ まで。

5.0.2での変更:

   追加または変更された機能:
     * 警告: コンパチでない変更! NOTの優先順が変わりNOT a BETWEEN b AND c
   は正しく処理されてNOT (a BETWEEN b AND c)となり、(NOT a) BETWEEN b AND 
c
   ではありません。 5.0前の版では高い優先順を得るにはHIGH_NOT_PRECEDENCE 
SQL
   モードをオンにすると得られました。
     * IS [NOT] boolean_value を追加、boolean_valueは TRUE, FALSE, またはUNKNOWN.
     * InnoDB の幾つかの状態変数を追加 .  5.2.4章のサーバー状態変数を参照。
     * CREATE VIEWようの WITH CHECK OPTION クローズを実装
     * SCHEMAと SCHEMAS キーワードはDATABASEと DATABASESと同義語として解釈される。
     * 最初の基本的なトリガーをサポート(CREATE TRIGGERと DROP TRIGGER ステートメント)
     * リードだけのサーバーサイドのカーサーに基本的なサポートを追加
     * mysqldump --single-transaction --master-data は今オンライン(ブロックしない)
    InnoDBのダンプを取ることができ、対応するバイナリーのログを報告する。
    これはpoint-in-timeリカバリー、ロール・フォワードやリプリケーション
    スレーブ形成に適するバックアップとなります。 8.8章のmysqldump データベース 

       バックアップ・プログラムを参照してください。
     * --start-datetime, --stop-datetime, --start-position,
       --stop-position オプションをmysqlbinlog (point-in-time
       リカバリーを容易にする)に追加
     * Mac OS X 10.3上でMySQLサーバーがSIGHUPやSIGQUITに反応しないように
    しました。これはMac OSでは必要です。 MySQLサーバーはこういった信号をたくさん
    受け取ります。 (バグ番号 2030).
     * --auto-increment-incrementと --auto-increment-offset スタートアップ
    オプションを追加。これはサーバーが他のサーバとコンフリクトがない
    auto-increment値を生成するのをサポート。
     * MySQLはディフォルトで日時をチェックして完全に正しい日時のみ
   をOKします。MySQLのデフォルトでの運営のためには、ALLOW_INVALID_DATES 
SQL モード
    をオンにしてください。
     * STRICT_TRANS_TABLES, STRICT_ALL_TABLES, NO_ZERO_IN_DATE,
       NO_ZERO_DATE, ERROR_FOR_DIVISION_BY_ZERO, とTRADITIONAL SQL
       モードを追加. TRADITIONALモードは全ての前のモードの簡略形式です。
    TRADITIONALモードを使っていると MySQLは列に誤った値を挿入しようとすると
    エラーをレポートします。一番近い正しい値に調整しません。
     * MySQLは今どの列がデフォルトの値をもつか覚えておきます。
    STRICT_TRANS_TABLES/STRICT_ALL_TABLES モードでは、デフォルトの値
    を持たない全ての列を指定することなしにINSERTをするとエラーが生じます。 

     サイドエフェクトは新しいテーブルにSHOW CREATEをすると、デフォルトの値 

    を指定しなかった列のDEFAULTの値を得ることはできません。
     * コンパイラーのフラッグのDONT_USE_DEFAULT_FIELDSは取り除かれました。それは
       sql_mode system変数をSTRICT_TRANS_TABLESにセットすることで
    得られる動作と同じです。
     * NO_AUTO_CREATE_USER SQLモードを追加して、パスワードが指定されて
    いないのであれば、GRANTが新しいユーザを生成するのを防ぎます。。
     * ステートメントをパースし、エラーメッセージを生成する時
    大き過ぎるフローティング・ポイントの番号を検出する。
     * sql_updatable_view_key システム変数を名前を変えてupdatable_views_with_limit
    とした。この変数は2つだけの値を持つ。
          + 1 or YES: テーブル内のキーを持たないVIEWがアップデートのために
      LIMITクローズと一緒にクエリで使用された際はエラーメッセージは発行しない。
      (警告だけ。)
          + 0 or NO: VIEWのアップデートを認めない。このVIEWはテーブルのキーを 

      含まずクエリはLIMIT クローズを使用。(通常はGUIツールに見られる).
     * SHOW TABLES のフォーマットを古い5.0.1版の前の形式に戻した。このフォーマット 

    はテーブル列を含まない。 テーブルのタイプをリストする追加の列
    を入手するには、SHOW FULL TABLESを使用。
     * mysql_fix_privilege_tablesスクリプトは現在ユーザテーブルの
    グローバルなCREATE VIEW とSHOW VIEW 特権privilegesをそのテーブルの
     CREATEの値に設定。
     * ユーザテーブルがヴューに関連した特権列を含むようにアップグレード
    されていないことをサーバが認識すると、サーバーはそれぞれのアカウントをその
    CREATEの特権と同じヴューの特権を持つとして扱います。
     * CHECK TABLE はVIEWs (つまり check view integrity: 全てのテーブルと
       列があると)と作動する。
     * join VIEW (数個のテーブルからなるview)とそのVIEWの中にテーブルの
    1つをサポートするUPDATE/INSERTをマージするアルゴリズムの追加。

   修理されたバグ:
     * mysqlbinlog --read-from-remote-serverがコマンドラインで
   2つのバイナリーのログファイルを取ることが出来ないバグを修理(バグ番号 4507)
     * mysqlbinlog --position --read-from-remote-server がラインの中に間違った 

    番号があるのを修正。(バグ番号 4506)
     * CREATE TABLE ... TYPE=HEAP ... AS SELECT... リプリケーション・スレーブが
    停止するのを修理。(バグ番号 4971)
     * mysql_options(...,MYSQL_OPT_LOCAL_INFILE,...) がLOAD DATA LOCAL 
INFILEを
    オフするのに失敗するバグを修理。(バグ番号 5038)
     * クライアントがmysql_options(...,MYSQL_READ_DEFAULT,...)を使用して
    コンフィグレーションファイルから読むとdisable-local-infile オプションは
    影響が全くない。(バグ番号 5073)
     * SET GLOBAL SYNC_BINLOG があるプラットフォームでは動作しないバグを修理。 
 (バグ番号 #5064)
     * インストール・ディレクトリ(makeのインストールの対象)
   からテストを実行したとき、
    mysql-test-runがrpl_trunc_binlogテストで誤動作するのを修理 (バグ番号 5050)
     * Unixの「root」でmysql-test-runがgrant_cacheテストしたで誤作動の
    バグを修理(バグ番号 4678)
     * KILLを使用する際あまり起こりそうもないデッドロックを修理。
       (バグ番号 4810)
     * 1つの接続がSTART SLAVEを行うときにKILLされる際に起こるクラッシュを修理(バグ番号 4827)
     * サーバーがバイナリー・ログをオンにしていれば、
    FLUSH TABLES WITH READ LOCK ブロックを COMMIT。テーブルのフルバックアップ 

    とバイナリログをする際にバイナリログの場所は信用できます。
       (バグ番号 4953)
     * テーブルが臨時の時はauto_increment 列のカウンターはTRUNCATE TABLEで。
    (バグ番号 5033)
     * スレーブSQL スレッドを修理。スレーブSQL スレッドがリプリケートする
    SET COLLATION_SERVER...ステートメントはポジションを進めません。
    (そのため実際のアップデートされたクエリの前に割り込みが入ると、
    後にSETをやり直す。) (バグ番号 5705)
     * クエリで(これは稀ですが)スレーブSQLスレッドがシンタクスのエラーを
    見つけると停止するというバグを修理 (バグ番号 5711)
     * MyISAM テーブルへの書き込みがディスクが一杯かディスクの制限
    を超えると、10分おきにエラーログを書き、十分なディスク
    スペースができるまで待ちます。(バグ番号 3248)
     * 4.0.21で生じたバグを修正。 接続がトランスアクションを始め、アップデート 

    は開始し、FLUSH TABLES WITH READ LOCKを行い、COMMITを行うと
    リプリケーション スレーブを停止する。(エラー1223).
    InnoDB innobackupのスクリプトを使用する際に現われるバグ
       (バグ番号 5949)
     * OPTIMIZE TABLE, REPAIR TABLEとANALYZE TABLE はバイナリログにある
    エラーコードなしにリプリケーとされる。 (バグ番号 5551)

-- 
マット ワグナー、プロダクション エンジニア
MySQL AB, www.mysql.com
アメリカ合衆国、ミネソタ州ノースフィールド市
---------------------
Zen Kishimoto                        zen@xxxxxxxxxx
IP Devices, Inc.                       (408) 567-9391
2175 De La Cruz Blvd., Suite 10  (801) 720-8847 (FAX)
Santa Clara, CA 95050



[前][次][番号順一覧][スレッド一覧]