mysql:1027
From: <takeshi@xxxxxxxxxx>
Date: Wed, 28 Jul 1999 10:21:59 +0900
Subject: [mysql 01027] Re: RPM 作成しました。
村上です。 At Wed, 28 Jul 1999 02:29:24 +0900, Hiroshi Marui <bant@xxxxxxxxxx> wrote: > > どうも、丸井です。 > > > 遅くなりました。今、全て移動しました。 > > > > rpm コマンドで md5 のチェックも全て OK でした。 > > いつもすみません。 > > ところで、MySQLの配布について、お伺いしたところですが、 > > > 商用利用時のライセンスだけが問題なので、 > > 例えばどこかの会社が Vine を ミラーして 製品にするときに、 > > あやまって、GPL のソフトと一緒に含まれないようにするために、 > > 区別して置いていただく方がいいです。 > > > > いくつかのクライアントは GPL, PublicDomain のソースを使用して > > 作成されています > > これはソース中に GPL, Public Domain と記述されています。 > > > > 私は面倒で分けていませんでしたが、 > > もしソース、バイナリをこの記述に添って分けることが可能なら、 > > いくつかのクライアントのバイナリとソースは vine の > > メインに入れることが可能です。 > > (spec, src など、完全に作り直しですが) > > 一度合点がいったと思ったのですが... > GPLに準じている個所と、そうでない個所があるということですね。 > となると、GPLのソースを使ったクライアントプログラム類はソース > が誰でも自由に手に入るようにする必要があるが、配布な関してそ > れなりをお金を取ってもかまわないと... > # GPLに関してその様に理解しております。間違っているのでしたら > # 是非とも訂正してください。 そうです。 従いまして、GPL, PublicDomain のクライアントに関しましては、 売ってもよいし、製品に組み込んでもよいです。 > それ以外のソースやプログラム(サーバ等がそうなのでしょうね)に > 関しては、どの様な扱いなのでしょうか? 商用目的では自由に配布できません。これらはサーバーと同じく MySQL のライセンス下にあります。 > MySQLに関しては、個人で使用する分には無料で良いが、MySQLをイン > トールしたサーバ類を売買する際にはお金を払う必要があるのですよ > ね。 > > ではRPMの形式で、サーバにある場合はどうなのでしょうか? ようは、"MySQL" を売るか、売らないか、で判断していただけるのが わかりやすいかと思います。 丸井さんや、あるいは anonymous で Vine が配布しようと、 MySQL を売っていないわけですから、今回の rpm を 公開しても問題ありません。 なお、’売る’とは、 * MySQL 自身を売る場合 * MySQL がなくてはならない製品を納品する場合 * MySQL 自身が有料の製品に含まれている場合 例えば、ある製品の CD-ROM の中に MySQL が含まれている場合。 * MySQL に関連したサービスを提供して対価を得る場合 (関連したサービスとは、MySQL のインストールだとか、MySQL の設定だとか、 MySQL の運営、管理、こういったもので対価を得る場合です) > > 配布は問題はないです。 > > anonymous の ftp や だれもがアクセスできる http , ダウンロードサービス > > など、無償で自由にアクセスできる状況下での配布は OK. > > ですよね。Vineのサーバは無償で自由にアクセスできる状況ですから、 > サーバとしておくことは問題は無い様子ですが、VinePlusとしCD-ROM > で、焼かれる可能性があるのですが.... だれが CD-ROM を焼いても問題はありません。 焼いただけであれば、ライセンスは全く発生しません。 販売しなければ、です。 > だれでも、FTPからCD-ROMのイメージをとってきて自由に焼いて良いそ > うです。その点、自由で無償で誰にでも手に入るわけですが、Vineって > 製品がありますょね。これってどうなるのだろう。MySQLをイントールし > たサーバ類で商売するわけではないので、これは良いのだろうか? > > もし、これらVineとして商品として含まれるのがまずいのでしたら、 > VinePlusのメンバーにそのように、お伝えしますが...どうなのでし > ょうか? 例えば、G社が、Vine をミラーする際に、MySQL もミラーしたとします。 で、MySQL を、他のコマンドと同じ扱いとして CD-ROM に焼いたとします。 それを G 社が *販売* したとします。 この場合に、ライセンスが発生することになるのです。 従いまして、それを販売する前に、MySQL サーバーを除かなくてはならないのです。 そのまま, 例えば G 社の担当の方が "Vine の directory の下にある物は全て売ろうがソースを利用しようが なんの制限もないのだ" と、思ってしまい、MySQL サーバーが含まれていることに 気づかずミラーして販売したとします。 この社員はあとからライセンス違反に気づくわけです。 Vine の配布形態はどのようになっているかは全く存じません。 もし、Vine の配布自体が、ライセンスによって directory を わけたり、あるいは、ミラーする方に注意するように明記していないのであれば、 その配布方法を見直していただく方が、MySQL に限らず、良いかと思います。 例えば、FreeBSD では、BSD ライセンスで配布できない物は、 ports という形で、ユーザーからみれば一種のインストーラーの様な形で 提供されています。 また Debian では、GPL のライセンス外の物は non-free という directory を切り、この下のソフトウェアにかんしては、 販売する場合はここのソフトのライセンスを個々に確認しなくてはならない、 とうたっています。 -- 村上 毅 takeshi@xxxxxxxxxx Soft Agency Co., Ltd. TEL +81-48-661-1527 PGP fingerprint = 45 5D 54 12 B4 55 77 7F D4 52 66 EC 03 3F 1B E9
1013 1999-07-23 14:42 [Hiroshi Marui <bant@] RPM 作成しました。 1014 1999-07-24 10:20 ┗[<takeshi@xxxxxxxxxx>] 1015 1999-07-24 23:57 ┗[Hiroshi Marui <bant@] 1020 1999-07-26 20:10 ┗[<takeshi@xxxxxxxxxx>] 1026 1999-07-28 02:29 ┗[Hiroshi Marui <bant@] -> 1027 1999-07-28 10:21 ┗[<takeshi@xxxxxxxxxx>] 1039 1999-07-28 18:01 ┗[Hiroshi Marui <bant@]