石野です。

* [mysql 10006] Re: データのロックについて
* ML account <ml@xxxxxxxxxx> wrote:

> 　うーん。申し訳ありませんが、全く理解出来ません。

では理解出来るよう、努力して書いてみます。


ML accountさんの主張は以下のようなものだと理解しています。

(1) select〜　で暗黙的にトランザクションが始まるのはおかしい。
(2) 従ってイン・トランザクションでない状態が存在する。
(3) イン・トランザクションでない場合、コミットされたデータのみ
　　見えるのが正しい。（ダーティリードはしない。）
(4) MSDEは上記を満たす。

私の疑問は、MSDEは本当に(1) 〜 (3)を満たすのか、というものです。
デフォルトの分離レベルがREAD COMMITTED なので、
実際には暗黙にトランザクションが始まっているが、
単に気付いてないということはあり得ると思いました。

デフォルトの分離レベルをREPEATABLE READにできるなら、
一目瞭然だろうというのが、私の前の投稿の論旨です。

少なくとも Oracle / Firebird / PostgreSQL / InnoDB には、
トランザクションに含まれない「実行可能SQL文」（オラクルの
マニュアルでの用語ですが）はありません。

＃ 念のため言っておきますが、別に多数決を取って勝ち負けを
＃ 決めよう、などという意図はありません。

私はこれら以外のDBについては、ほとんど知らないので、
イン・トランザクションでない状態が存在するDBがあるのなら、教えてください。
また上記(3)の、

　　イン・トランザクションでない場合、コミットされたデータのみ
　　見えるのが正しい。（ダーティリードはしない。）

の理由を説明してください。


> > ちなみに、Firebirdのデフォルト分離レベルは
> > REPEATABLE READですが、こちらもinnodbと同じような振る舞いですね。
> 
> 　だから何でしょう？MySQL/InnoDBとFirebirdが同じ動きをする、MSDEは異なる
> 動きをする、２対１でMySQL/InnoDBとFirebird側の勝利！ですか？
> 

デフォルト分離レベルがREPEATABLE READである場合の一例として
上げただけです。
たった２行でそう読み取ります？
そうカッカしないでください。

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Tomoyuki Ishino