待望の MySQL 日本語マニュアルが、公開されました。
Oracle社による公式の日本語マニュアルです。
今回公開されたのは、MySQL 5.6 向けのものなど。
---------------------------
MySQL 5.6 リファレンスマニュアル (含むMySQL Cluster 7.3-7.4マニュアル)
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/ja/index.html
MySQL Enterprise Monitor 3.0.18 マニュアル
http://dev.mysql.com/doc/mysql-monitor/3.0/ja/index.html
MySQL Enterprise Backup ユーザーズガイド (バージョン 3.11.1)
http://dev.mysql.com/doc/mysql-enterprise-backup/3.11/ja/index.html
---------------------------
URLの /ja/ の部分を /en/ に変更すると英語版マニュアルの同じ部分を参照することができますので、邦訳に疑問がある場合や最新の英語版マニュアルの情報を参照したい場合に、知っておくと便利でしょう。
(英語版マニュアルは随時更新されていきますが、日本語マニュアルはすぐには追随しないようです)
翻訳の誤りを発見した場合は、https://bugs.mysql.com/ から、カテゴリ「MySQL Server: Japanese Documentation」 として報告すると良いそうです。
MySQL 5.6.5-m8 がリリースされました。
このバージョンは、MySQL 5.6 シリーズの最新バージョンです。
バージョン番号末尾の「m8」は、「マイルストンリリース8」をあらわしています。
ダウンロードはこちらから。
http://dev.mysql.com/downloads/mysql/5.6.html
以下、チェンジログ:
MySQL 5.6.3-m6 がリリースされました。
これは、MySQL 5.6 シリーズの最新マイルストンリリースです。
マイルストンリリースなので、ベータ版レベルと考えれば良いでしょう。
MySQL 5.6 シリーズには多くの革新的な機能が含まれています。
・マルチスレッド・スレーブ
・オプティマイザの進化
・パフォーマンススキーマ項目の追加
○ダウンロードはこちらから(Development release のタブをクリックしてください):
http://dev.mysql.com/downloads/mysql/
○チェンジログはこちら(非常にたくさんの項目があります!):
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/en/news-5-6-3.html
ご存じの通り、MySQL の公式サイトの URL は
http://www.mysql.com/
です。
以前はこのサイトから、MySQLコミュニティーサーバや周辺ツールのダウンロード、
さらにドキュメントへのリンクが張られていたのですが、1月下旬よりこのリンクが
なくなっているため、ダウンロード先およびドキュメント参照先が見つけにくくなっています。
ダウンロードおよびドキュメントは、
http://dev.mysql.com/
にありますので、お探しの方はこちらからどうぞ。
このURL自体は以前と変更はありません。
単に www.mysql.com からのリンクが取り消されただけのようです。
以上、MySQLコミュニティユーザのみなさんへの周知としてご案内いたします。
2010/02/17追記
どうやらMySQLコミュニティーサーバーのダウンロードページへは、www.mysql.comからリンクが作成されたようです(www.mysql.com内のページとなっています。
ドキュメントページは上記通り dev.mysql.com からたどれます。
昨日、EUから発表があり、半年間続けてきた Oracle の Sun Microsystems 買収に関する審議に終止符を打ちました。
EU の決定は 「無条件での承認」(ロイター電による)です。
○EUの発表
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/10/40&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
○ロイター電:
http://www.reuters.com/article/idUSBFA00103020100121
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK035416120100121
長らく ある種の「半端な状態」が続いていましたので、この決定により事態が安定した良い方向へと落ち着くといいですね。
Oracle社におかれましては、この半年のあいだにユーザに対して行った約束の遂行はもちろんのこと、長らく開発/発展が継続されてきた MySQLというソフトウェアに対する敬意を欠くことなく、今後も MySQL ユーザが今まで通り安心して MySQL を利用できる環境の提供を望みたいと思います。